11/26(土) リケルメ Olé 独占インタビュー Part 2

11/26(土) リケルメ Olé 独占インタビュー Part 2


オルテガみたいに下のカテゴリーでプレーする可能性は?



「オルテガだって、選べるんならリーベルを選ぶだろうね。自分は運よくボカにいる。ボカで引退出来ればと思うよ。毎日楽しんで生きないと・・・。何年後かは友達とプレーしてるさ。」



草サッカーに戻るって事かい?



「地元の友達と兄弟と球を蹴って、それからアサードを食べるんだ。」



どこでプレーするんだい?



「地元ドン・トルカート地区の家の近くさ。一人をアサードの準備させるために置いてきぼりにして、球を蹴るんだ。一番大切なのはアサードだから(笑)。」



注) リケルメは今も生まれ育ったブエノス・アイレス市郊外のドン・トルカート地区に住んでいる。



君がプレーしてると人が集まるんじゃないかい?



「ああ。でも地元では一人の人間なんだ。写真もサインも無いよ。」



どんなところでプレーしてるんだい?



「前は人工芝のグランドでみんなと一緒にプレーしてた。今はみんながプレーしてる間、自分は見学。膝の怪我をしてから固いピッチでのプレーが辛いんだ。」



アサードは誰が準備するんだい?



「チェスピリートっていうアサード名人がいるんだ。ワイン1本かビールさえヤツに買い与えてやれば、黙々と準備してくれるよ。むしろ誰にも邪魔されたくないみたいだね。一度アサードの焼き方を教えてくれたけど、いつもアサード当番はヤツなんだ。」



君は友達と一緒にいる時は、話す方かい?それとも聞き役?



「想い出話なんかの時は聞き役かな。たとえばドイツワールドカップの想い出とかね。仲間16人も1か月以上向こうにいたんだ。」



彼らにとっては夢みたいだね。



「自分にとっても素晴らしい想い出だよ。ビジャレアルの人たちや会長がすごく手伝ってくれたんだ。みんなバルセロナを拠点にして、試合ごとにドイツの試合会場に移動してはバルセロナに戻ったんだ。ビジャレアルの会長がクラブの飛行機を貸してくれて、移動のスケジュールも組んでくれたんだ。スペインだと言葉の問題が無いから助かったよ。ドイツを拠点にしてたら大変なことになってただろうね。」



ブラジルなら彼らを連れて行くのにもずっと近くて良いね。



「ブラジルには行くよ。まだ先の話だから選手として参加できるかどうかは分からないけど、どんな形にしろワールドカップには行くよ。息子はブラジルが大好きなんだ。休暇でどこに行きたいか尋ねたら、絶対ブラジルに行きたいって言うよ。2014年もプレーを続けていたら、代表メンバーに入れるようできるだけの努力をする。もし、それが無理でもインチャとして息子を連れてワールドカップを見に行くよ。」



ビアンチ時代いつも君は地元の友達と草サッカーをしてたんだって?



「2000年のコパ・リベルタドーレスを戦ってる時、レギュラー組は水曜日が試合だった。だから日曜日はオフで、地元で友達と草サッカーをしてたよ。問題はいつもレガースも何もしないで、あんまり状態の悪いピッチでプレーしてたからくるぶしを痛めてしまったんだ。よく月曜日にはビアンチの元に『見てください。昨日ボールを蹴ったら足を痛めてしまいました。』と言いに行ったよ。彼は自分に『君は水曜日にプレーしなくちゃいけないんだ。』と言ってたね。で無事プレー出来たけど、カルロスにはいろいろと世話になったね。人間として成長させてもらったよ。」



ビアンチとバシーレが監督を現在務めてないのは、フットボール界の損失なんじゃないかい?



「今は優秀な監督はたくさんいるよ。ラシン、バンフィエルド、エストゥディアンテスを最近辞めた監督。みんな優秀だ。ラモン・ディアスも現場に復帰したし。バシーレとカルロスにはまた現場に戻ってきてほしいね。トーロ・ガシェーゴもね。彼らが指揮を執ればアルゼンチンフットボールはもっと成長するだろうね。」



ラ・ボルペは?



「彼は素晴らしい監督だ。彼の率いるチームはいつも内容のあるフットボールをする。ポゼッション・フットボールが好きでGKにまでゲームに参加させようとする。ディフェンダー達にも足元の技術が要求される。」



今シーズンのファルシオーニ監督の良い点は何かな?



「一つのフォーメーションを決めて、それを尊重して変えなかったことかな・・・。昨シーズンは19試合で何度もフォーメーションを変えて戦った。ファルシオーニの素晴らしい点は他にも色々あるよ。選手を信頼してくれるし。」



彼は時間と共に君とすごく身近な関係になってきたと言ってるけど・・・



「今シーズンからはキャプテンに任命されたし、昨シーズンより密な関係になってきたね。頻繁に話すよ。以前もフットボールについて話し合ってたけど。ただここでもっとも重要なのはクラブだ。彼は監督で、自分は彼の決定を尊重する。自分の願いはただ一つ。いいプレーをして試合に勝つこと。彼の願いはチームがいいプレーをして勝つことなんだ。今は彼も自分もとても満足しているよ。タイトルに近づいているからね。彼には何年も監督としてボカに残ってほしいね。長年ボカに彼が残るってことは、ボカが上手く行ってるっていう事だから。」



ずっと9番だったパレルモが引退したけど、懐かしいかい?



「いや。2008年リーグ優勝した時も彼は怪我で戦列を離れてた。フットボールはチームスポーツだ。もちろんパレルモは何度もチームを救ってくれたけど、優秀なフォワードはたくさんいる。マルティンはオンリー・ワンな存在だ。ペナルティー・エリア内での強さは抜群だった。エリア内のどこにいればいいか分かっていたんだ。いつもボールがパレルモの足元に集まってきたのも偶然じゃないだろうね。ルーカスはそれに比べてもっとエリアの外でボールに絡むタイプだ。マルティンはエリア外のプレーにはお構いなしって感じだったけど。ルーカスはエリア外でのこぼれ球を奪ったり、アシストも得意だ。ニュエルス戦のモウチェのゴールとかシタニッチがサン・フアン戦で挙げたゴールのアシストなんかね。マルティン、ルーカス両方ともヘディングが得意だけど、プレースタイルはまったく別なんだ。マルティンとは良いコンビが組めた。今はできるだけ早くルーカスが怪我から復活してくれることを願っているよ。2008年のチーム得点王はルーカスだったし、優勝の立役者の一人だったよ。」



いつもクレメンテを絶賛してるけど、彼と同じレベルの選手はいるかい?



「今のチームの成績にはビアトリとシタニッチがすごく貢献してると思う。スキアビ、インサウラウデ、ロンカグリア、クレメンテのディフェンス陣の頑張りは素晴らしいけど、ビアトリとシタニッチが前線から激しい守備をしていることを忘れちゃいけないね。あれだけ前線からチェックされたら、対戦相手のディフェンスもプレーしづらいよ。」



テオ(ラシン)はクラック(名選手)かな?



「ビアトリがプレーしていない今、テオはアルゼンチンリーグで最高のストライカーだね。自分は偉大な選手たちが好きだけど、たくさん他にもいるよ。バレリー、カモラネーシ、ジオ・モレーノ。」あ



たくさん試合を見てるね。2部リーグでどこか好きなチームは?



「リーグが開幕した当初はヒムナシア・デ・フフイはベストチームだったね。だけど今はリーベルの方が有利だと思う。カベナギは2部で最高のストライカーだ。ドミンゲスが試合の違いを生み出すのに90分間も必要無いね。後、小柄なオカンポスが大のお気に入りなんだ。どのディビジョンにも良いプレーヤーはいるよ。これからコパ・アルヘンティーナが始まるけど、あまりボカを苦しめないでほしいね。」



リーベルの試合は見る?



「ああ、全試合見てるよ。ホームで落ち着いて戦えれば、他のチームより一歩抜け出せるね。」



テテー・キロスが『このチームがもし1部で戦ってたら、ボカに次いで2位だろう』って言ってるけど・・・



「さぁ、どうだろうね。落ち着いて戦えれば2部でも1部でもいい所行くんじゃないかな。戦術眼のある良い選手たちが揃ってるし、2部のほかのチームは個人技だから。」



夏のリーベル戦を考えたりするかい?



「いや。今はゴドイ・クルス戦しか考えてないさ。それから、バンフィエルド、アルセナル、オール・ボーイズ戦って具合だね。今はこの4試合。リーベルは他のディビジョンで戦ってるし、夏の試合は個人的にはプレシーズンとしか捉えてないよ。もちろんリーベルとの試合はスーペルクラシコだからファンは楽しみにしてるけど、自分はそこまでって程じゃないんだ。」



今のバルセロナで5分プレーできるとしたら何をする?



「何も。」



何も?



「何も。自分は今自分が居たい場所にいる。これが自分のクラブで、自分はボカのインチャだ。できるだけ長くボカでプレーしたい。もちろんバルセロナの試合をテレビで見るのは好きだよ。でも自分のクラブのユニフォームでプレーしたいんだ。」



グアルディオーラとは上手くやっていけそうだね。モウリーニョとは?



「モウリーニョのレアル・マドリーは攻撃的だね。クリスチアーノ・ロナウド、ディ・マリア、エジル、カカー、ベンゼマかイグアイン。すごい攻撃的な選手ばかりだ。成功をおさめてきた監督たちはいつもテクニカルな選手たちが好きだね。」



バルセロナと他のチームで決勝戦があると仮定して、君はどっちのチームでプレーしたい?



「今、バルセロナに勝つのは難しい。ボカでリベルタドーレスを勝ち取って、クラブ選手権で彼らと戦いたいね。そうなったらすごい事だ。でもバルセロナはパーフェクトなチームだ。スペイン代表も同じだね。ほとんどの選手がバルサの選手だから。ただスペイン代表にはメッシがいないから攻撃力は4分の3かな。アルゼンチン代表は今戦い方、アイデンティティーを模索中だ。まずアルゼンチン国民はたとえメッシが居ても代表はスペイン代表やバルセロナのようなプレーはしないということを理解しなくちゃいけない。」



ラ・ボルペは『少しはメッシを放っておいてやれ。一日で疲れ果ててしまう。』と言ってるけど。



「メッシは最近調子が良いね。少しずつアルゼンチン代表でもバルセロナのように自然体で居られるようになってきてると思う。彼は世界最高の選手だし、アルゼンチン代表にとってすごく大切な選手だ。アルゼンチン国民は彼を信頼してあげなくちゃいけない。この前のワールドカップ予選のコロンビア戦の後半のメッシのプレーはとても良かったよ。彼自身も満足してるみたいだし。これから代表でもどんどん良くなると思うよ。」



サベーラ監督についてはどう思う?



「彼はエストゥディアンテス時代にとてもいい成績を残した。上手く行くことを願ってる。彼とはエセイサの代表トレーニング場でたった一度会っただけなんだ。」



サベーラは君を下降気味のエリート選手と見てるみたいだけど。君の他に、ベロン、アイマール、ガシャルドとか・・・



「招集されていない良い選手はいっぱいいると思うよ。バレリー(ラヌース)を推薦する人はたくさんいるし、カモラネーシもね。べレス時代のモラーレスとか、ラミレスとか・・・」



カモラネーシは招集できないけどね。(注 イタリア代表でプレー。現在ラヌース所属)



本日のおまけ動画 アルゼンチン国内で評価の高いバレリー(ラヌース)。リケルメのお気に入り。





チャオ


ラドーセ・ジャパン

情報発信元 アルゼンチン ボカ・ジュニアーズ
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